コラム
2025年03月15日
丁寧な暮らし~茶枕の作り方とお手入れ方法~
皆さんは、毎朝すっきりと目覚めていますか?睡眠の質を左右する要素のひとつが、枕の選び方です。なかでも自然の恵みを生かした「茶枕」は、消臭や抗菌に役立つとされ、心地よい眠りをサポートすると言われています。今回は、丁寧な暮らしを楽しむ工夫として、茶枕の作り方とお手入れ方法をご紹介します。
茶枕とは?
茶枕とは、乾燥した茶葉や茶殻(出がらし)を詰めた枕のこと。中国では古くから親しまれ、自然の恵みを生かした快適な寝具として愛用されてきました。吸湿性があり、殺菌や消臭効果を期待できるのが魅力。また、茶葉の香りにはリフレッシュ効果やストレス軽減、リラックス効果が望めるとも言われており、心地よい眠りをサポートしてくれます。

茶枕を作ってみよう!
茶枕は意外と簡単に作れます。お手持ちの枕に少量の茶葉をいれる場合は、「茶葉を準備する」と「茶葉を詰める」の2つの工程を参考にしてください。
【用意するもの】
枕に詰めるほどの茶葉を用意できない場合は、小袋やガーゼなどに包んで枕の中に入れるのもおすすめです。無理のない範囲で用意してみてくださいね。
- 茶葉もしくは茶殻(出がらし)
- 枕カバー用の布(コットンやリネンなど肌触りの良いものがおすすめ)
- 真綿(中の茶葉が生地を傷めないよう保護するため)
- ミシンまたは手縫い用の針と糸
【茶枕の作り方】
裁縫が苦手な方でも挑戦しやすい、直線縫いだけで作れる簡単な方法をお伝えします。
茶葉を準備する
カビを防ぐため、完全に乾燥した茶葉を使用しましょう。茶殻を使う場合は、自然乾燥させるか、キッチンペーパーに広げて電子レンジで温めます。焦げないように様子をみながら、パリパリになるまでしっかりと乾燥させてください。
布をカットする
お好みのサイズに布をカットし、表側と裏側用の2枚を用意します。端の処理や縫い代を考慮し、枕のサイズよりも約5~10cm大きめにカットしましょう。参考までに、老舗寝具専門店「日本橋 西川」が案内している枕のサイズをご紹介します。
- 一般的な標準サイズ:縦43cm×横63cm
- セミシングルサイズ:縦35cm×横50cm
(女性や子ども、体格の小さい方におすすめ)
- セミダブルサイズ:縦50cm×横70cm
(寝相の悪い方や横向き寝が多い方、体格が大きい方におすすめ)
枕の標準サイズとは?一般的な規格サイズやおすすめの大きさ、測り方について解説 | コラム | 日本橋西川
枕カバーを作る
生地の四方を約2~3cm内側に折り込み、アイロンで折り目をつけた後に手縫い、もしくはミシンで固定します。つぎに、2枚の生地を表側同士で合わせ、3辺を縫い合わせましょう。茶葉やクッションを入れるため、1辺は開けておきます。
真綿を仕上がり線に合わせて重ねる
中に入れる茶葉が生地を傷めないよう、真綿を仕上がり線に合わせて重ねます。その後、生地ごとひっくり返して表地を出し、袋状にしてください。
茶葉を詰める
縫い終わった枕カバーに茶葉を均等に詰めます。仰向けに寝る方は、顎が軽く引けた状態で、目線が天井より少し下向きになるように調整。横向きに寝る方は、頭から背中にかけて一直線になるように調整しましょう。少量の茶葉を入れる場合は、既製のクッションとともに、小袋やガーゼに包んだ茶葉を入れます。
口を縫い閉じる
最後に、開けておいた口を縫い合わせて完成です。今回は手軽に作れる方法をご紹介しましたが、チャックを付けると茶葉の入れ替えがしやすくなります。
茶枕のお手入れ方法
茶枕を快適に使うためには、日頃のケアが欠かせません。湿気がこもりやすいので、小まめに天日干しをしましょう。香りがしなくなったら、新しい茶葉と入れ替えてくださいね。

まとめ
茶枕は、自然の香りに包まれながら心地よい眠りをサポートする素敵なアイテムです。消臭や抗菌、リラックス効果などが期待できるうえ、手軽に作れるのも魅力。丁寧な暮らしを楽しむためのひとつの工夫として、茶枕を手作りしてみませんか?毎日の睡眠時間がより快適なものになりますよ。