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「よっこらしょ」のかけ声と、ため息をつく事の効能

日常生活の中で、何気なく「よっこらしょ」と声を出したり、「ふぅ」とため息をつくことがありますよね。年齢を感じさせたり、ネガティブに捉えられることもある言動ですが、実はこれらには高齢者の体と心を助ける意外な効能があるのをご存知でしょうか?今回は、「よっこらしょ」のかけ声と、ため息をつく事の効能についてご紹介します。

「よっこらしょ」のかけ声がもたらすもの

「よっこらしょ」という言葉は、立ち上がるときや何か重いものを持ち上げるときなど、動き始めによく使われますね。年齢を感じる瞬間でもありますが、実はとても有益な瞬間でもあります。

 

脳に働きかけて「運動パフォーマンス向上」

「よっこらしょ」のかけ声は、思考や創造性を担う「大脳の前頭前野」の働きを抑えて雑念を減らすと同時に、体で覚えた動きを記憶する「小脳」の活性化を促します。次の動作に必要な筋肉が素早く準備されるため、「よっこらしょ」と声を出すと動きがスムーズになり、運動パフォーマンス向上に繋がりますよ。特に、足腰の衰えを感じていたり、注意力や判断力などの低下が気になる高齢者世代にとっては、怪我の予防とともに、安心して生活を楽しむための心強いかけ声になりますね。

体幹を安定させて「筋力サポート・転倒予防」

「よっこらしょ」と声を出して息を吐き出すことで、自然に腹圧が高まり体幹が安定します。この安定感は腰痛や怪我の予防に繋がるだけでなく、全身の動きをスムーズにし、効率的に力を発揮しやすくなりますよ。筋力が低下しやすく、バランスを崩しやすい高齢者にとっては、手軽に取り入れられる筋力サポートと転倒対策になります。

ため声がもたらすもの

「ため息をつくと幸せが逃げる」という言葉を耳にしたことがある方は多いかもしれません。ネガティブな印象を受けやすいため息ですが、私たちの心身にとって大切なリセット機能を担っています。

酸素をしっかり取り込み「リフレッシュ」

ストレスが続くと、私たちの呼吸は無意識のうちに浅くなり、脳や体に必要な酸素が十分に取り込めません。しかし、ため息で息を吐いた後には自然と息を吸います。そこで新鮮な酸素をしっかりと取り込むと、脳や体がリフレッシュされて心身が軽く感じられるようになります。特に高齢者は、筋力の衰えや胸郭の変形などで呼吸が浅くなりやすいため、意識的にため息をついて、より深い呼吸を心掛けることが大切です。

自律神経を整えて「リラックス」

ため息をついてしっかりと息を吐き出すことは、副交感神経を優位にさせ心身をリラックスさせる効能があります。老いへの不安や持病を抱えやすい高齢者は、自律神経のバランスが乱れやすく、心身に負担を感じている方が少なくありません。解消しきれない思いをため息でリセットすることは、心身の緊張を和らげて前向きな姿勢を取り戻すきっかけにもなりますよ。

まとめ

無意識のうちに出ている「よっこらしょ」のかけ声やため息は、単なる言葉や仕草ではなく、私たちの体と心の健康をサポートする力があります。ネガティブなイメージを払拭し、健康的に歳を重ねるための一つの方法として、「よっこらしょ」のかけ声やため息を積極的に活用してみてはいかがでしょうか。日々の生活の中で、何気なく声を出してみることから始めてみましょう。