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骨粗しょう症を予防するには?

1.骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症とは、骨の量(骨量)が減って骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。
自覚症状はほぼなく、転ぶなどちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。「昔から骨は丈夫だし、私は大丈夫」と思いがちですが、加齢や運動不足、閉経後のホルモンバランスの変化で起こりやすく、特に加齢による骨密度の低下は誰にでも起こり得るものです。
骨そのものを改善することは難しく、治療は骨密度の減少を食い止めることが中心になります。

2.骨粗しょう症を予防する方法

今回は骨粗しょう症を予防するための方法を3つ紹介いたします。
日常生活に取り入れやすい方法をピックアップしておりますので、自分が取り入れやすいものから是非行ってみてください。

 

(1)バランスの良い食生活をする

骨密度を低下させないために、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂り入れていきましょう。
カルシウムは牛乳やヨーグルトなどの乳製品、納豆や海藻、豆腐などにも多く含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収をより吸収を助けてくれる働きがあり、サケや椎茸、卵に多く含まれています。
また、納豆に多く含まれるビタミンKはカルシウムが骨に取り込む力を強め、尿中に排泄されるのを抑えます。
 
どれも手にとりやすい食材ですが、まずは食事療法の基本は栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂ることが大切です。

 

(2)骨に刺激を与えましょう
骨に適度な負荷を与えることで、骨を作る細胞が活発になる性質があります。そのため、ウォーキングやジョギングなどの無理のない範囲での運動も勧められています。
またすぐできる運動として、自宅の手すりや椅子の背もたれにつかまりつま先立ちをして、痛みのない範囲でかかとをストンと床につけ骨に刺激を与える運動もお勧めです。
つま先立ちをすることで、足の筋力アップにも繋がり天候に関係なく行えますので、1日10回を目標に始めてみてください。

 

(3)健康長寿のお花遊びサロン®を利用する

健康長寿のお花遊びサロン®は花や植物を通じて楽しみながら学ぶ場です。お花を介して人とコミュニケーションを取ることで社会的フレイル予防になるだけではなく、指先を使うことによるリハビリテーション、外出のきっかけができる事による身体的フレイル予防にもなります。
 

お花に触れながらイメージを膨らませて手先を動かすことで、高齢者の意識を活性化します。
また、ポジティブな感情が増大し、人とのコミュニケーションが生まれるという効果も出ています。
 

生き生きとした毎日を送るためには人と触れ合う機会を持ち社会参加をしていくことが大切です。
フラワー心理セラピーは楽しみを持つことで外出のきっかけが増え、社会的フレイルに加え身体的フレイル予防になります。
 

詳しくはコチラ⇒ https://hana-thera.com/salon/

 

3.骨粗しょう症の予防は健康的で幸せな生活に繋がっていく

骨粗しょう症を予防する方法を3つご紹介してきました。最初にお伝えした通り、骨粗しょう症は自覚症状がなく、改善も難しい病気です。ご紹介してきた3つの方法は、骨粗しょう症の予防だけでなく、自分の体と向き合い、健康的で幸せな生活に繋がっていく方法でもあります。是非参考にしてみてください。