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体に優しい食べ物。秋の実りを食す

皆さんは「秋バテ」という言葉をご存知ですか?秋バテとは、夏の暑さや疲れが体に残ったまま、涼しくなる秋に体調を崩すことを言います。秋は過ごしやすい季節のはずなのに「なんだかだるい」「食欲がない」「よく眠れない」と感じる方は、もしかすると秋バテかもしれません。そんなときは、体に優しいたべものでしっかり栄養を補うことが大切です。今回は、秋の実りを使った体に優しい食べ物についてお話しします。

秋の実りと体へのうれしい効果

旬の食材は水分や栄養が豊富で、調理次第で柔らかく食べやすくなるのが魅力です。色や香り、味わいから季節を感じられることで、食事の時間がぐんと楽しくなり、自然と会話も広がります。さらに、旬の食材が食卓に並ぶことで、毎日の暮らしに元気や張り合いをプラスできるのも嬉しいポイント。秋にぜひ取り入れたい食材を9つご紹介します。

秋刀魚

秋を代表する魚といえば、やっぱり「秋刀魚」。DHAやEPAは血液をサラサラにし、鉄分やビタミンは貧血予防や目の健康を助けてくれます。脂がのった旨みたっぷりの秋刀魚を、大根おろしと一緒にいただくのは秋ならではの楽しみですね。

秋が旬の「鮭」は、焼き魚やお弁当の定番。DHAやEPA、ビタミン、アスタキサンチンなどが豊富に含まれ、脳や血管の健康を守ったり、骨を丈夫にしたり、肌や目の健康維持、免疫力の向上にも役立ちます。炊き込みご飯やホイル焼き、石狩鍋など、身体を温める料理にしてもおいしくいただけますよ。

さつまいも

ほっこり甘い「さつまいも」は、子どもからご高齢の方まで幅広く親しまれている野菜です。食物繊維がたっぷりでお腹の調子を整えてくれるほか、βカロテンやビタミンC、カリウムなどの栄養も豊富。蒸したり焼いたりするだけで自然な甘さが楽しめ、おやつにもぴったりの秋の味覚です。

かぼちゃ

鮮やかなオレンジ色が食卓を明るくしてくれる「かぼちゃ」。βカロテンやビタミンC、食物繊維などを豊富に含み、風邪予防やお腹の調子を整えるのに役立ちます。煮物やスープ、天ぷらにしても美味しく、やさしい甘さで季節を感じさせてくれますよ。

豊富な栄養が含まれていることから、スーパーフードとも呼ばれる「栗」。タンニンやカリウム、ビタミンB1・C、食物繊維などを含み、老化予防やむくみの緩和、お腹の調子を整えるのに役立ちます。素焼きはもちろん、栗ご飯や甘露煮にすると、秋ならではの豊かな味わいを楽しめますよ。

きのこ

椎茸、舞茸、しめじなど、秋は「きのこ」がぐんと美味しくなる季節です。食物繊維やビタミン、カリウムが豊富で、腸内環境を整えたり、骨を丈夫にしたりと健康をサポートしてくれます。食べ応えはあるのに低カロリーなのも嬉しいポイント。旨みがたっぷりなので、味噌汁や炒め物、煮物などに加えるだけで料理が一段と美味しくなりますよ。

秋を代表する果物と言えば、甘く柔らかい食感が魅力の「柿」。ビタミンCや食物繊維、カリウム、タンニンなどが豊富で、免疫力を高めたり、むくみの緩和、高血圧の予防、二日酔い対策などにも役立ちます。

りんご

さまざまな品種が楽しめる「りんご」は、秋から冬にかけて特に美味しい季節を迎えます。昔から「一日一個のりんごは医者を遠ざける」と言われるように、体にやさしい栄養がぎゅっと詰まった果物です。食物繊維やビタミンC、ポリフェノール、カリウムが豊富で、腸内環境を整えたり、免疫力を高めたりしてくれますよ。

ぶどう

甘くてジューシーな「ぶどう」も秋の味覚の代表ですね。ポリフェノールやブドウ糖、カリウム、食物繊維などが含まれ、生活習慣病の予防や疲労回復、集中力アップに役立ちます。老化を緩やかにしてくれる働きもあり、健康と美容をサポートしてくれる心強い果物です。水分が多く、口の渇きも癒してくれますよ。

高齢者も食べやすい調理のポイント

高齢になると、どうしても噛む力や飲み込む力が弱くなってきますよね。旬の食材は栄養も旨みもたっぷりですが、食べにくいと「楽しみにしていたのに、お箸が進まない…」と感じてしまうこともあります。そんなときは、煮物や蒸し料理で柔らかくしたり、ポタージュやすりおろしにすると安心です。また、一口サイズに切っておくと、噛む力が弱くても無理なく食べられますよ。

まとめ

秋は、旬の食材が豊富に出回る季節です。色や香り、味を楽しめる旬の食材は、食卓をパッと明るくしてくれるだけでなく、栄養もしっかり摂れて、心も元気にしてくれます。高齢の方は噛む力や飲み込む力が弱くなりやすいですが、ちょっと工夫すれば食べやすく、美味しく楽しむことができますよ。魚や野菜、果物など、秋ならではの味覚を少しずつ取り入れて、体にやさしい食事で毎日を元気に過ごしてみませんか?